退職するとき、有給休暇の消化は気になりますよね。
すべての休暇を取得するためには何ヶ月前から退職を告げれば良いのかはケースバイケースですが自分は、最初の会社は有給を消化せづに退職しました。
そんな損をしないためにも是非、この記事を一読してください。
◆有給休暇とは
有給休暇とは本来どのようなものなのかですが、有給休暇は正式名を「年次有給休暇」と言い賃金が支払われる休暇日のことを指します。
各企業は(公務員も含む)条件を満たした従業員に対して毎年一定の有給休暇を与えることが「労働基準法」によって義務付けられています。
その条件とは以下のようなものです。
・雇入れの日から起算して6ヶ月間継続勤務していること
・その6ヶ月間の全労働日の8割以上出勤していること
この二つを満たす「全労働者」が対象です。
全労働者が対象なので当然ながら、条件を満たす契約社員やパート、アルバイトなども対象となります。
これは、法律で義務付けられています。
ただ、有給休暇の付与日数は勤続年数や雇用形態や状況によって変わります。
◆消化有休は認められる
律儀な方は、自己都合で辞めるとき後ろめたさから有休消化をためらうかもしれませんね。
何を隠そう自分がそうでした。
自分の都合で会社を辞めるのに有給なんてつかったら申し訳ない・・・
もしあなたが、そのように考えていらっしゃるのなら、それは間違いです。
何故なら、有給休暇は労働基準法にも定められている労働者の権利だからです。
どうどうと、有休消化すべきです。
◆何ヶ月前に告げるのが良いか
ここでは有休消化をする上でポイントとなる点を上げます。
有休残は何日あるか
まづは、あなたの有給休暇がどのぐらいあるのかを把握する必要があります。有給残は企業によりけりで人それぞれなので、本人がしっかりと把握しておく必要があります。
引き継ぎは
有給残がわかったら、あなたの仕事の引き継ぎに要する時間を考えなければ成りません。
簡単で、だれでも出来る仕事ならそれほど問題にはなりませんが、専門的な知識や技術を要するものだと、それ相応の期間が必要となります。
有休残と引き継ぎ日数
何ヶ月前に退職を告げれば完全な有休消化が出来るかは、この「有休残と引き継ぎ日数」で決まります。
つまり、あなたの有給残が30日あったとして、引き継ぎに1ヶ月かかるとすれば退職日の概ね3ヶ月半前には退職を告げるべきです。
これは消化有給で1ヶ月半休み、引き継ぎ準備及び引き継ぎに2ヶ月の計算です。
このぐらいの期間があれば、有休消化は十分可能だと思います。
◆まとめ
有給を有休を使うことは決して悪いことでは無く、労働者の権利である事を認識しておきましょう。
又、確実に有給を消化するには早めの告知を心がけてください。
くれぐれも、自分が若いときのように悪いからと思い有給を使わずに退職することは止めましょう。
あなたの今後の飛躍をお祈りいたします!
では
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