今日は、先日YouTubeで見かけた千葉真一さん主演の「少林寺拳法」を見た感想です。
この映画は、時分が小学校一年生ぐらいの時、映画化されたものです。
◆自分と少林寺拳法との出会い
自分はかつて、少林寺拳法の門下生でした。
中学2年の頃に友達5人で入門したのがきっかけでした。
そのうち、3人は辞めてしまい自分とY君だけが残りその後、高校を卒業するまで続けました。
本当は空手をやりたくていくつかの空手道場も見学に行ったんですがそんな時、最後まで残ったY君の知り合いに少林寺拳法をやっている方がいました。
それまで自分は少林寺拳法って名前は聞いたことはあるけど実際は、どんな武道なのか全く知りませんでした。
そんな中、技をかけて貰ったんですが逆技の痛いのなんのといったらほんと、その時は驚きました。
その時、少林寺拳法には剛法と呼ばれる突き蹴りと柔法と呼ばれる逆技、投げ技がある事を知りました。
その時の柔法のあまりの痛さに少林寺拳法の入門を決めました。
話は戻り、高校卒業後上京し、東京に5年ほどいた後、今の静岡県へ来ました。
その後、再び復活し正拳士四段まで取得し武道専門学校も研究課まで11年フルに行き卒業しました。
その後は、10年ほど前から休眠中でした。
そんな中でたまたま見つけた動画が次に紹介する千葉真一さんの「少林寺拳法」です。
◆映画「少林寺拳法」
この映画には若かりし頃の志穂美悦子さんも出演しています。
物語は少林寺拳法開祖宗道臣先生の半生を描いたものです。・・
時代的なものもあり、生々しい場面も有るので見る人によっては「ちょっと・・」と引く場面も有るかもですが、開祖の強い正義感は拳士ならば誇りに思うことでしょう。
自分は数多くいらっしゃる武道家や格闘家の中でも自身の力を世の中の為に有意義に使った武道家は宗道臣開祖だと思っています。
勿論、ほかにも世の中に貢献した立派な武道家や格闘家はいらっしゃると思いますが、自分の中ではやはり宗道臣開祖です。
中学生の頃、指導してくれてた先輩拳士(当時中拳士三段)の方はこの撮影の時、本部へ言ったそうです。
その時開祖が千葉真一さんに対し攻撃するから交わしてみろと言って軽く手合わせしたそうです。
結果、千葉真一さんは開祖の攻撃をかわす事が出来なかったそうです。
その先輩の話によれば、開祖は攻撃の時に全く力みが無いためよけきれないのだそうです。
そいていつもサングラスをかけていたのは目が異常に鋭く怖がられるのを避けたかったからだそうです。
このサングラスの話はうろ覚えですが、確か山崎先生も目つきは独特でした。
やはり、達人はちがうのでしょうね。
◆今の空手界と少林寺拳法
自分が少林寺拳法を始めたときは空手と少林寺拳法は水と油と思われていました。
思想がまるっきり違うからです。空手(とくに極真空手)と少林寺拳法は実際に、抗争もありました。
しかし、近年ではとても素晴らしい関係を築き上げている事を知りました。
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世界的な空手家、中達也先生と少林寺拳士なら誰でも知っている達人新井先生が技の交流をしています。
勿論、近年は空手と少林寺の関係は良好になってきていることは自分も知っていましたがまさか、技の交流なんて信じがたい思いでした。
空手の中達也先生はここまで空手を極められても「学ぶ姿勢を崩さない」真の武道家だと思います。
今後の少林寺拳法の発展と空手道の発展を心より期待しております!
合掌
少林寺拳法は弱い!?少林寺拳法 のメリットと子供の習い事について
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