会社を退職し直ぐに就職しない場合には国民年金に切り替える手続をする必要があります。
国民年金への切り替えは退職後、14日以内となっていますが過ぎた場合はどうなるのでしょうか。
◆退職後14日過ぎたらどうなる?
結論から言うと、退職後14日過ぎても手続は可能です。なんらかの事情で過ぎてしまっても早めに市区町村で手続してください。
早ければ早いほど、未納期間が容易にわかるので手間もかかりません。
14日過ぎた場合のペナルティは
国民年金の手続を14日過ぎて行っても特別なペナルティはありません。しかし、役所の方に迷惑をかけることになるし、もしかしたらあなた自身の信用にも関わるかもしれないのでなるべく14日以内に手続する方が良いと思います。
納付書がくる
14日以内に手続しなくても、役所から国民年金の納付書が送られてきます。期限日までに支払ってください。
期限を過ぎると未納扱いとなり将来、貰える年金額が減ります。未納を続けると催告状や督促状が届いて延滞金が発生することもあります。更に進むと財産の差押えとなりますので決して無視はしないでください。
◆国民年金の支払いが無理な場合
退職し無職となった為、経済的に支払いが難しい場合には市区町村の担当窓口へ申請することで免除や猶予制度を利用できます。
ただし、その分将来貰える国民年金は減ります。なのでもし今払えないなら免除や猶予制度を利用しても後から追納をお勧めします。
自分は、国民年金も計算に入れて退職したので普通に支払いました
尚、追納は納付期限(納付対象月の翌月末日)から2年以内であれば可能です。
◆国民年金未納のデメリット
国民年金の未納は財産差し押さえという最悪な状況以外にも障害基礎年金や遺族基礎年金の受け取りに大きく影響します。
なので、未納は絶対に避けるべきです。
◆国民年金の支払い方法とお得な納入
ここではいくつか有る国民年金の支払い方法についてです。
口座引き落とし
指定の口座から毎月自動で引き落とします。これならついうっかりも無く安全ですが、しばらく勤めない人か自営業やフリーランス向きと言えます。
年払い
1年と2年があります。
月払い
それぞれ半年と3ヶ月、毎月があります。
お得なのは
お得なのは、たぶんおわかりだと思いますが以下にに成ります。
それぞれお得な順に
2年>1年>半年>3ヶ月>毎月
◆まとめ
国民年金の手続が14日過ぎてしまっても手続は可能なので早めに行いましょう。
支払いが困難な場合には放置せず、免除や猶予制度を利用しましょう。
国民年金にはお得な支払い方法があるので、あなたに合った方法で納入してください。
国民年金はあなたが生涯にわたって受給する大事な社会保険なのでしっかりと対応しましょう。
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