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退職を決めたがボーナスはどうなる?実際の体験をお話します

退職前の手続き

退職を決断した時、ボーナス(賞与)がある企業に勤めていれば、できればもらってから辞めたいですよね。
自分もそうでした。もらうのともらわないのでは違いは大きいですから。
今日は、自分の体験も交え、ボーナスをもらって退職するときの注意点や疑問についてです。

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◆ボーナス支給に関する法律

給料と違いボーナスは、法律でも支払いの義務はありません。労働基準法第11条でもボーナスは資金の一部にしか過ぎないと定義しています。
よって、ボーナスの支給基準は会社によりけりで小さな会社だと社長の一存で支払おうが支払なかろうが自由なんです(>_<) 悲しいですが、これが現実であり、ボーナスは給料と違い法律的にも支払いの義務は無いと言うことです。 では、ボーナスをもらって辞めるにはどうしたら良いのでしょうか

◆ボーナス支給の仕組み

ボーナスはどのような位置づけで支給されるのかをここで述べます。
ボーナスは会社の業績を本に今までの勤務へのお礼と今後の活躍を期待と個人の考課成績により決定します。
勿論、ボーナスはあくまで臨時収入なので小さな会社で就業規則を定めてない会社ではこの限りではありません。
ボーナスをもらって会社を辞める場合はこの中の、今後の活躍と考課成績に影響を及ぼす可能性があります。
では、どうしたら良いのでしょうか。

◆理想的なスケジュールとは

ボーナス支給は通常、就業規則等によるものが多くこうでなければもらえないわけではありませんが一般的に良いと言われるスケジュールを紹介します。
尚、転職を見込んだ内容となりますので、転職しない方については「転職」の所は無視してください。

夏のボーナスをもらって転職

夏のボーナスをもらい、転職先で冬のボーナスももらうバターンです。しかし、転職先の賞与は当然ですが少ないのが普通です。

5月・・・・・・・・・・転職先の内定をもらう
6月・7月・・・・・・・・夏のボーナス支給後、退職届を提出
8月・・・・・・・・・・引き継ぎ、有休消化
9月・・・・・・・・・・転職先へ入社
12月・・・・・・・・・・転職先のボーナス支給

転職先の内定と入社日は早めに決めてスケジュールを組みましょう。ボーナスをもらって直ぐの退職は気が引けるかもですが、
引き継ぎさえ十分に出来るのなら、ボーナスをソックリもらうためにはやもなしとしてください。

冬のボーナスをもらって転職

次に、冬のボーナスをもらって退職するパターンです。

11月・・・・・・・・・転職先の内定をもらう
12月・・・・・・・・・ボーナス支給後退職届
1月・・・・・・・・・引き継ぎ消化有休
2月・・・・・・・・・転職先へ入社
6月~7月・・・・・・・転職先の賞与

こちらも同じくボーナスをもらってから退職届という流れですが夏のボーナスをもらってからに比べると1ヶ月ほど多く査定期間があります。
長い方が、基本的にはボーナスの支給率は高いので、ケースバイケースとはいえこちらの方がお勧めかもしれません。

管理人の実体験

ではここで、自分の場合を書きます。
先ほど、理想のスケジュールを書きましたが冒頭でも述べた通り、ボーナスの支給はその会社によって違います。
ある程度の規模を持つ会社は、就業規則の賞与規定で定められた決まりを当てはめて支給します。

自分は8月の半ばに退職の意思を上司に伝えました。理由は後ほど話しますが、
賞与に関して辞めた方に聞いたところ、7月の賞与の査定は6月中で、12月の賞与の査定は11月との事でした。
ようするに、7月の賞与を100%(実際に考課成績が100%に成ることはないのですが・・・)もらうには6月下旬に退職を伝える。
12月の賞与を満額もらうには11月下旬と聞かされました。

ただ、有給の消化及び引き継ぎや円満退職を考えると無理があると感じました。
1ヶ月前の退職は会社の規約や法にも触れませんが、実際は問題も出てきます。
その為、じぶんは早めに伝える方を選びました。

12月のボーナスは、通常の半分ぐらいと諦めていました。
就業規約に則り支給される会社なので0は無いだろうからまあしゃあないわ・・・

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みたいな気持ちでした。
では、実際の支給額はと言いますと、これがなんと。
在職中とほぼ、変わりませんでした。

聞いたわけではないので、以下は自分の憶測ですが、
おそらく、段取りを踏み引き継ぎも積極的に協力したため、
円満退社と言うことで、退職のリスクを軽減出来たからだと思います。

すべての会社がそうだとは言えませんが、円満退社は確実にプラスになると思うので
覚えておいてくださいね^^

◆ボーナス支給のトラブル例

次に退職時におけるボーナスの支給トラブルです。
支給トラブルには以下のようなものがあります。

1・・労働契約や就業規則がきちんと書面化されてなかった
2・・退職を理由に不当に大幅な減額を受けた
3・・在籍条項を満たしているのに退職を理由にボーナスが支給されない
4・・会社都合で支給日が遅延したため、支給日在籍条項の対象になり不支給となった
5・・会社都合の解雇を受けたうえでボーナスも支給されない

これらのトラブルは素人では難しいため、労働に関する法令の知識が深く労働トラブルを解決してきた実績が高い弁護士さんに依頼するのがベストです。

◆Q&A

最後に、よくあるQ&Aをまとめましたので参考にしてください。

Q算定期間中に在籍していてもボーナスは0ですか?

A規約にもよりますが支給時に在籍していなければ算定期間中は支給理由に当たりません

Q有給休暇消化中は在籍として見られますか?

Aはい、在籍と見なされます。

Q退職予定者のボーナスを大幅にカットされましたが、あきらめるしか有りませんか?

Aボーナスは会社の自由とは言っても規約があればそれを超えるカットはできません。一度、弁護士さんへ相談してください

※過去の裁判で退職予定者の賞与を88%カットしたところ20%が妥当と判決がでたそうです。

Qボーナスの支給日前に辞表を提出しましたがボーナスは貰えますか?

Aボーナスの支給に関する法律の定めはなく、支給の対象者や支給の額は会社の規定によって異なるため一概には言えませんがすでに、査定が終わっているので問題はありません。

Q退職を理由に「ボーナスを返せ」と言われました。返還の必要はありますか?

A期基本的には返す必要はありませんが就業規則に退職後の返還が書かれている場合は返金しなければ成りません。そこを確認してください。

Q年俸制の場合、ボーナス分の金額を返還しなければならない?

A給与にボーナス相当分が含まれていますが、退職を理由に返還する必要はありません。

◆まとめ

どうせ退職するならボーナスをもらってしかもベストな状態を望むのは当然のことです。
ボーナスに関してはこの記事を読んで頂ければ理解出来ると思います。
ただ、あまり目先の利益ばかりに気持ちが行ってしまうとその先がおろそかになる可能性があります。

自分は、前の前の会社を辞めたとき、引き継ぎなどを懸念し有給休暇を1日も取りませんでした。
かなり、大きな企業でしたが直属の上司はおろか総務担当者さえ有休取得を黙っていました。
かなり、損をしましたがそのおかげで今回は徹底的に退職についてネットで勉強しました。

なので、仮にどうやっても貴方の思うようにならなくても貴方がしらべて身につけたスキルは必ず誰かの役に立ちます。
これからの価値ある人生をお祈りします。

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この記事を書いた人
ピョン吉

子供が育ち会社を辞め現在、某在宅ワークを行っています。サラリーマン時代は対人関係や自由な時間を奪われ嫌だなと思っていました。28年間、前の会社で頑張ってきましたが人生は一度きりだと思い退職、このブログでは退職前後の手続きや退職後の生活などを書いていけたらと思います。
又、在宅ワークや再就職などの記事もアップする予定です。

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