退職代行サービスとは?そのメリットとデメリット | 退職脱サラお役立ちサイト

退職代行サービスとは?そのメリットとデメリット

退職前の手続き

最近、よく聞く退職代行サービスですが、実際にはどのようなサービスなのかは知らない人の方が多いのでは無いでしょうか。
今日は、退職代行サービスについてです。

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◆退職代行とは

退職代行サービスとは、労働者が会社を退職したいと考えたとき労働者に代わり退職の手続きを行うサービスです。
いわゆるブラックとまでは行かなくても労働者が退職を切り出したとき嫌がらせや脅し等を行う一部の企業に対して有効なサービスです。
会社が簡単に辞めさせてくれない場合、労働者に代わり退職届を提出してくれます。

具体的に言えば、退職の意向を退職代行業者が企業に伝えて退職に必要な事務的な手続きを行ってくれるというサービスと言うことです。
これにより、退職を直接会社と交渉する煩わしさが無くなりスムーズに退職出来るため最近、とても注目されています。
東京にいる娘の会社では、退職代行を使い辞めた子もいたそうです。

このようなサービスが人気なのは、自分の考えを正直に伝えられる人が減ってきたのに加え、ブラック企業が増えている事が要因だと思います。
退職代行を活用する多くの人は会社側に労働上における何らかの問題があるため簡単に退職することができない社員の方が多いようです。

◆退職代行のメリットとデメリット

人気の退職代行ですがメリットとデメリットもそ存在します。

退職代行のメリット

まずはメリットです。

心理的なハードルが下がる

心理的なハードルが下がり、自分で言ってもズルズルと理由をつけて伸ばされたりもみ消されたりと言うリスクが無くなる。

現状打破

辞められないと言った状況をを打破する事ができます。実際、会社を辞めたいといったら脅されたという労働者も数多く存在します。

上司と対面しなくても良い

上司と顔を合わせる必要が有りません。上司の顔など2度とみたくないと思っている人は意外と多く、それが苦痛という人にはもってこいのサービスです。

退職代行のデメリット

次はデメリットです。便利な退職代行サービスにもデメリットは存在します。

費用がかかる

サービスを使用すれば当然、費用が発生します。退職代行サービスの費用の相場は3万円~5万円程度が一般的です。
後から詳しく書きますが退職代行には弁護士とその他の代行業者に別れますが弁護士の場合、高くなる傾向にあります。

退職癖がつく

簡単に辞める事ができるのでその後に、退職癖がつくことも考えられます。

詐欺業者に注意

人気のジャンルなので中には資格を持たない詐欺的な業者も存在します。普通、業者は労働組合系か弁護士系です。勿論、これ以外はすべて詐欺だと言うわけでは有りませんがいずれにせよ、ネットの口コミ等で事前に確認した方が無難です。

◆義務違反について

退職代行サービスを使えば簡単に会社辞める事ができますが場合によっては会社側から義務違反に問われる可能性もあります。
義務違反となるケースは以下の理由が有ります。

引き継ぎ拒否

会社が引き継ぎを求め、正当な理由が無くこれを拒否し会社に損害を与る。

引き継ぎ無しで辞めるリスク

仮に会社に損害を与えなくても引き継ぎ無しで辞めた場合には以下のようなリスクがあります。

・協議を持ちかけられる
退職代行サービスは会社との間で協議や交渉を行うことは法律上許されないので自分で行う必要が生じます。

長期間の無断・無連絡の欠勤

会社に何の連絡もせず長期にわたり無断無連絡の欠勤をし会社に損害が及んでいる場合。

退職により取引先を失った場合

退職により取引先とのトラブルが発生し取引中止と成った場合の損害。

◆それでも辞める場合

会社から損害賠償を求められても強く退職を希望する場合は弁護士さんに相談してください。
退職代行では、そこまでの交渉は基本的には出来ません。退職代行と弁護士との大きな違いは会社と交渉や協議ができるかどうかです。その為、費用も高いのが普通です。
ただ、その場合でもなるべく会社と折り合いをつけて円満退職に成るように努力した方が無難です。

◆退職代行にお願いした方が良いケース

退職代行にお願いした方が良いのは以下のケースです。

毅然とした対応もできない

何らかの理由で会社に対し退職を切り出せない或いは拒否されてしまう場合です。

セクハラ・パワハラ

セクハラやパワハラが横行していて心理的に大きな不安を抱えている場合です。

◆退職代行にお願いしないほうが良いケース
次は退職代行にお願いしないほうが良いケースです。

スムーズに退職できる

当たり前の話ですが、普通に話し退職可能な場合はわざわざ退職代行など頼む必要はありません。
言いづらい等の理由で退職代行を頼むのはお金の無駄です。

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退職を伝えるのが気まずい

前の項目とダブりますが、退職そのものが気まずいと考えているのならよした方が良いです。
退職代行はあなたに代わって会社に退職の意思を伝え手続きしますが退職するのはあなたです。
退職そのものが気まづいと思うのなら、退職の手続きを進めてもらっても結局、退職しないに成る可能性があります。

それでも費用は発生するのではっきり言ってお金の無駄です。

引き継ぎが面倒

さんに相談するなら会社に対し交渉や協議もしてくれるので有りかもですが、前にも話したように引き継ぎ拒否は最悪、損害賠償の対象に成ります。
弁護士さんいお願いしても損害賠償が消える保証はありません。

◆退職代行業者の見極めポイント

ここでは、退職代行業者の見極めポイントを説明します。

運営元の信頼は

まず、運営元がしっかりとした業者かどうかを見極めるのが何より優先します。
ホームページを確認したり実際に問い合わせたり、ネットの口コミなどで判断してください。

料金

料金は通常、3万~5万ぐらいですが追加料金を取る業者も有るので確認しておきましょう。
ただ、そういう業者が悪いと言うわけではないので注意してください。

サポート体制

どこまでサポートしてくれるのかを確認しておきましょう。
例えば、相談や電話回数に縛り花井か24時間対応か等です。

◆退職代行の流れ

実際に退職代行サービスに申し込んだ場合の流れについてです。
業者により違いは有りますが以下の通りです。

退職代行会社に相談

まずは、退職代行サービスへ電話家メールで問い合わせ依頼を決めたら申し込みをします。
初めて使う人も多いと思うので直ぐに決めずに納得してから依頼しましょう。

担当者と打ち合わせ

依頼を決めたら担当者と今後の流れについて打ち合わせを行います。
打ち合わせは通常、電話で行います。この時点であなたの現状と会社の様子を詳しく話してください。
それにより、担当者よりアドバイスがあるのでよく聞いてください。

この時点で隠し事等(会社に行っていないのに話さない)がないようにしてください。

サービス費用の振込

担当者と打ち合わせ後、納得できたらサービス費用を振り込みます。
クレジットでも大丈夫な所もあるのでカードを使用する場合は確認してください。

代行会社が会社へ連絡

サービス費用の入金確認後、退職代行業者より会社へ退職の手続きを申し入れます。

弁護士と退職代行業者の違い

前にも述べましたが、弁護士と退職代行業者とでは出来ることに違いが有ります。

弁護士

弁護士は退職の意思を伝えるほかに退職条件の交渉(退職金や引き継ぎなど)や法律相談が可能です。しかしその分、一般的な退職代行業者に比べ費用はかかります。
だいたい相場は5万円~10万円前後です。

退職代行業者

退職代行業者は基本的にあなたに代わって退職の意思を伝える事しか出来ません。会社とこじれる場合は(あなたに非がある場合)あなた自身で解決する必要があります。
ただ、退職代行業者でも弁護士と提携している所もあるので詳しくは業者にお尋ねください。
退職代行の費用の相場はだいたい3万円以内です。

◆最後に

退職代行にお願いするのはそれなりの理由が有ると思います。

ただ最後に以下のような辞め方は慎んだ方が無難です。

・あなたしか引き継ぎができる人物がいない
・引き継ぎをしないことで会社に確実に損害が生じる
・正当な理由なく「面倒」などの理由で引継ぎもせず、代行業者に意思表示だけ依頼して退職する。

これでも退職は可能ですが(賠償問題は別として)できるだけ円満退職を心がけましょう。
会社がよっぽどのパワハラ企業なら別かもですが常識のある辞め方をするのも社会人のマナーです。

あなたの今後の加速を心から応援しています!

では

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この記事を書いた人
ピョン吉

子供が育ち会社を辞め現在、某在宅ワークを行っています。サラリーマン時代は対人関係や自由な時間を奪われ嫌だなと思っていました。28年間、前の会社で頑張ってきましたが人生は一度きりだと思い退職、このブログでは退職前後の手続きや退職後の生活などを書いていけたらと思います。
又、在宅ワークや再就職などの記事もアップする予定です。

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